こんにちは、tomoeagle (Instagram)です。
以前、悪名高きイギリス料理『Jellied eels (ウナギのゼリー寄せ/うなぎゼリー)』を食べて惨敗したんだけど、でも1回食べたくらいで完全に否定するのは失礼、知った口を利くんじゃない、という事でうなぎゼリーに再チャレンジしてきました～にゅるにゅる＼(⌒ ͜ ⌒)／
前回挑戦したブログ
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うなぎゼリーが食べられるのは、労働者階級のソウルフードでお馴染みパイ&マッシュのお店。
1800年代、テムズ川で大量に獲れたウナギはとても安価で栄養価が高く、イーストエンドで暮らす労働者階級の人々の主食となっていたそうです。
当初はパイの中身もウナギだったけども、テムズ川の水質悪化によりウナギの漁獲が減った事で高騰、徐々に安価で手に入る牛ひき肉で代用するようになったんだとか。
そんな経緯もあってパイ&マッシュとウナギは一緒に売られているみたいなんだけど、ただ今市場に出ているウナギもほとんどがオランダからの輸入物で値段も高く、近年うなぎゼリーを出すお店もぐっと減ってきています。
そうともなれば、完全に無くなる前に全部のお店のうなぎゼリー食べなきゃじゃんね！
という事でまず向かったのが、南ロンドンの下町Deptfordのハイストリートにあるパイ&マッシュのお店『Manze's』。
Manze's
204 Deptford High St, London SE8 3PR
100年以上続く家族経営のパイ&マッシュのレストランで、今は三代目の店主が店を切り盛り。
ただ残念な事に2025年には引退が決まっているようなのでこのお店もあと1年とちょっとで閉店となってしまうそうです泣。
そしてもう一つ残念な事にうなぎゼリーはだいぶ前からもう販売していないそうです、ほら時代の変化が押し寄せてるじゃん泣き。
という事でパイ&マッシュを注文。
小麦粉でとろみのつけたパセリの入ったソース(Liquor)をたっぷりかけて召し上がります。
ただこのLiquorこそ、うなぎゼリーに次ぐ難関でもあります。
なんと言っても無味無臭＼(⌒ ͜ ⌒)／
パイにとろみがかったぬるめの水道水がかかっているような状態なので、これのせいでパイ&マッシュも完食するのに一苦労、完全なる余計なお世話なんだけど、郷に入っては郷に従え、たっぷりかけてもらいました＼(⌒ ͜ ⌒)／
ただこれはこのお店の店主の舌がバグってるからではないの、どこ行ってももれなくとろみがかった水道水ぶっかけられるから＼(⌒ ͜ ⌒)／
テーブルにある塩コショウ、ビネガーなどで味を調整して食べるものなんだろうけど、ただやっぱりとろみがかった水道水のインパクトが強すぎて、味変どころの騒ぎじゃないのよ汗。
でもお店に来るイギリス人はみんな雑談しながら美味しそうに食べてるから、結構人間の神秘感じちゃう。生まれた国が違うだけでこうも違うかね。
とりあえず無事完食しました＼(⌒ ͜ ⌒)／
そしてやっぱりうなぎゼリーに再挑戦したい気持ちから、今度は南ロンドンにて3店舗構えている老舗『M.Manze』へ。
今回行ってきたのはペッカム店。
M.Manze - Peckham
105 Peckham High St, London SE15 5RS
上記で行ってきたお店が『Manze's』で今回のが『M.Manze』なので何かしらの関係性を感じますが、親族で仲違いでもしちゃったのかな。若貴兄弟＼(⌒ ͜ ⌒)／
こちらにはうなぎゼリーありましたので、パイ&マッシュとうなぎゼリーを注文＼(⌒ ͜ ⌒)／
わーい＼(⌒ ͜ ⌒)／
パイ&マッシュにはLiquorがたっぷり。
無味無臭です＼(⌒ ͜ ⌒)／
そしてうなぎゼリー。
酸味のある煮凝りのような冷たいゼリーの中に、皮がぶよぶよしたゴムみたいな食感で中には小骨が沢山つまっているウナギが5つ。
ビネガーをかけて頂きます＼(⌒ ͜ ⌒)／
肝心のお味はというと、ウナギのにおいも相まって、簡単に説明するとドブから引きあげたところてん食ってるような感じです。ごめんやっぱ無理ー＼(⌒ ͜ ⌒)／白旗＼(⌒ ͜ ⌒)／
という事で今回も惨敗でした＼(⌒ ͜ ⌒)／
ロンドンに住んでいると言うと、イギリス料理って不味いんでしょう？ってよく聞かれるんだけど、実際そんなことはなく、コスモポリタンな街だから世界各国の本格的な料理が食べられるし、洗練されたモダン・ブリティッシュのレストランも沢山あるから毎回否定させては頂いているんだけど、ただごめんなさい、パイ&マッシュとうなぎゼリーだけは言い逃れできない＼(⌒ ͜ ⌒)／無理＼(⌒ ͜ ⌒)／
普通に考えて無理＼(⌒ ͜ ⌒)／諸悪の根源＼(⌒ ͜ ⌒)／
それでは皆さんまた次回のブログまであばよコッペパン＼(⌒ ͜ ⌒)／
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